1986年公開。
いやぁ〜これほど何度観ても
変わらぬ興奮と感動が味わえるアニメって
そうそうないんじゃないかなぁ〜。
ほんま大好きな作品です(^O^)
疾走感にあふれ
ハラハラドキドキが止まらないアクションの数々。
久石譲による
時に胸躍らせ
時に胸を締め付ける
音楽の素晴らしさよ。
(松本隆作詞、筒美京平作曲、小幡洋子さんが歌う
「もしも空を飛べたら」も忘れ難き名曲!)
空から降ってきた謎の女の子
シータと共に、
伝説の空中都市
ラピュタを探す
冒険に出ることになる
少年パズー。
そしてシータの家に古くから伝わる
飛行石の結晶を追う
ムスカ大佐率いる軍の面々と、
ラピュタの財宝を狙う
女海賊ドーラ一家。
とにかく
三つ巴のチェイスが楽しい、
印象的なシーンが目白押しの映画です。
手に汗握りっぱなしの
トロッコ列車と海賊の乗った車の
デッドヒートと
線路が崩れ落ちるシーン、
地下洞窟に広がる満天の星、
(ポムじいさん演じる、まんが日本昔ばなしでお馴染みの常田富士男さんの声がいいのです)
そして燃え盛る炎の中
パズーが女海賊ドーラと共に
シータを奪還するシーンの
ハンパないカタルシス。
後半は
シータの魅力に
メロメロの海賊たちが笑えるし、
タイタニックの有名なあのシーンの100倍は萌える(笑)、
パズーとシータが
二人くるまりながら
夜空の見張りをする
胸がきゅい〜んとなる場面に
何度赤面したことか…(笑)(≧∇≦)
(それをこっそり聞いてるドーラがまた可愛いんだ)
あと忘れてならないのが
パズーとシータが洞窟で食べた
目玉焼きの乗ったパンの
殺人的なまでに
美味そうな描写ときたらもう…(≧∇≦)
映画「愛のむきだし」や
小説「夜は短し歩けよ乙女」に触れた時にも思ったけど、
結局人の心を突き動かすのは、
計算なんてない
「好き」に突き動かされてひた走る
愚直なまでの行動力なんですよね。
この作品でも
パズーはシータを救う為だけに
ひた走り、
傷だらけになり、
少年から男へと成長していきます。
大人なるということは
進歩することよりも、
むしろ進歩させるべきでない領域を
知ることだったりするのかな。
想像の世界を飛び回る楽しさや
愚直にひた走ることができたあの頃へ呼び戻してくれる
自分にとって原点と言っていい作品です♪
- 感想投稿日 : 2012年6月19日
- 読了日 : 2012年6月19日
- 本棚登録日 : 2012年6月19日
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