70年代フォークを今の感覚で鳴らした
女性シンガーソングライターの
2007年発表の4thアルバム。
浄化作用のある透明度の高い儚くて優しい歌声と、
あくまで日本語にこだわった
彼女独特の世界観はそのままですが、
一聴してあきらかに今までの作品とは違うということが分かります(その明るいジャケットからも)。
ユニクロCMへの楽曲提供やメディアへの露出が増え、世間からの認知度が上がったことによって自信を得たことも大きいのかな。
初の純粋なラブソングとも言える切なさ溢れるナンバー
『ひみつ』、
こうして生きていこうという強い意志に満ちあふれたシングル
『一等星』、
映画「バッテリー」の主題歌でもあり、
全ての夢を追う人に捧げた名曲
『春の風』、
彼女自身のターニングポイントとなったCMソング
『新しい私になって』、
確固とした強い意志を持った言葉に涙する名曲
『水に恋をする』
など、
タイトル通り自分の殻を破り、
外に向かって新たな一歩を踏み出した彼女の意思表明とも言えるアルバムです。
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カテゴリ:
音楽(邦楽)
- 感想投稿日 : 2010年3月12日
- 本棚登録日 : 2010年3月12日
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