久々に再鑑賞♪
1年半南極で隊員たちと暮らすことになった
料理人・西村の
究極の単身赴任を描いたお話(笑)
ウィルスさえ存在しない白銀の世界での
唯一の楽しみといえば
やっぱ食事!
鮭やいくらや牛大和煮を使ったおにぎりと豚汁、
遠近感が狂うほど
シュールな絵面の(笑)
伊勢海老のエビフライに、
朝から大量の蟹づくし(笑)、
そして自家製かんすいで麺から作った
スペシャルラーメンなど
隊員たちを飽きさせないよう作る料理の数々に
と・に・か・く
お腹が空く映画なのです(笑)(^O^)
料理人西村を演じた
堺雅人の
彼にしかできない
泣き笑い顔は必見!(笑)
他に豊原功補、きたろう、生瀬勝久、高良健吾、西田尚美、
そしてドラマ「鈴木先生」の生徒役で脚光を浴びた小野花梨など
クセのあるベテランから
注目の若手まで勢揃いです。
なぜか中が丸見えなトイレ(笑)、
NHKのラジオ体操を観て興奮する
アホな大人たち(笑)、
ピーナッツで代用した節分と
隊員たちのお誕生日会(笑)
火を点けた肉の塊を掲げ
氷上を走り回るドクター(爆)、
えっびふらいっ♪
えっびふらいっ♪
と
晩飯のエビフライコールで
自らを奮い立たせ(笑)
肉体労働に勤しむ隊員たちの姿など
いい大人なのに
なんだか妙に可愛いのです(笑)
そして
早く家に帰りたい隊員たちと
待つことに疲れた家族たちの
悲しい温度差。
精神のバランスを崩し
心壊れていく一部の隊員たち。
そこはかとなく漂う
おかしみと
どうしようもない哀しみが
絶妙な塩梅で描かれていて、
当時商業映画デビュー作ながら
沖田修一監督の力量を感じます。
当たり前だけど
人は食べることで元気になれるし、
好きな人とささやかでも
愛のこもった美味しい食べ物が食べられれば、
ホンマはそれだけで
幸せなんですよね(^^)
日本人が忘れかけてる
食べることの意味や
生きていく上での
大切なものが
いっぱい詰まった映画です。
あっ、太陽の下でのビーチバレー
最後に叶って良かったですね(笑)(*^o^*)
- 感想投稿日 : 2013年2月23日
- 読了日 : 2013年2月23日
- 本棚登録日 : 2013年2月23日
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