争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール

著者 :
  • 集英社インターナショナル (2011年12月15日発売)
4.71
  • (116)
  • (31)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 371
感想 : 74
5

我那覇はJリーグと闘ったのではない。Jリーグを救った。
この言葉が全てを物語っているような気がしますね。

事件の事は知っていましたが、知らなかった事ばかり。サッカーファンならずとも、スポーツファンは必読!

本書は我那覇選手の自伝でもなんでもないところが凄い。
なにせ本人が知らないところで闘いが繰り広げられていたのですから。チェアマンとのやりとりなど、録音から起こした内容が記されているので、その文章は鬼気迫るものがありました。

チームドクターたち、サポーター、選手会。アツい想いは感動を呼びます。

それに引き換え、青木、鬼武、川淵・・・・。

政治家となんら変わらんぞ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スポーツ
感想投稿日 : 2012年9月27日
読了日 : 2012年9月27日
本棚登録日 : 2012年8月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする