田村はまだか

著者 :
  • 光文社 (2008年2月21日発売)
3.29
  • (62)
  • (157)
  • (278)
  • (71)
  • (19)
本棚登録 : 986
感想 : 261
4

ワタシの中にスッと入ってきた一冊。


mixiで中学の同級生を見つけ、卒業以来の
再会を果たして以来、ワタシの中では同級
生と飲むのがちょっとしたマイブーム。

そんな中で読んだこの小説に登場する男女
五人は、小学校の同級生で、この日はクラス
会の三次会。
後からやって来ることになっている田村を待つ
五人の会話や、一人ひとりのこれまでの経緯
は、本当にスッと入ってきた。

しかも、この五人は丙午というから、ワタシの
一つ下の学年。

なんだか自分もその場にいるような気分で
読ませていただきました!


ちなみに、この小説は去年の冬に出版された
時から知ってはいたのだけれど、手が伸びな
かった。でも、読書家のマイミクさんが、この
本の著者である朝倉かすみさんの別の作品を
取り上げていたのをきっかけに、手に取った。
結果、"当たり"で、マイミクさんには感謝感謝
です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年11月18日
読了日 : 2009年6月21日
本棚登録日 : 2018年11月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする