komopyさんの感想・レビュー

【Amazon.co.jp限定】花鳥風月 (4) 小冊子付特別版 & Amazon限定特典描き下ろし8Pまんがリーフレット付 (ディアプラス・コミックス)

著者 : 志水ゆき

• 新書館 (2015年6月30日発売)

前回すごいところで終わっていたので、4巻が待ち遠しかったです。…ちらちらと雑誌で目にして、さらに「ええっ？」となってた大輝×沢斗の続き。
「お前を抱く」と約束していた言葉を信じて身を任せたのに、あれはかわいそうでした…
欲望のままに無茶されたのも酷いと思ったけど、それ以上に二人で大切に育んできた想いが全部消え去った事が沢斗にとっては一番辛かったんじゃないでしょうか。
ヤりたかった以外に理由はないと言った大輝にムカッとしましたが、確かに出会った頃ならそれくらいの気持ちしかなかったかも。
でも、その後の3ヶ月間で沢斗はあなたに胃袋をつかまれ、目を奪われ、心まで奪われちゃったんですよ…！

沢斗は最初そんな大輝を否定していたけど、やっぱり今の彼もまた「大輝」なんだと受け入れようとしていて、胸がいっぱいになりました。まあ、大輝も沢斗を無意識のうちに危険から守ろうとして身体が動いてるし。
もう一度最初から愛を育てていくんでしょうか？それとも思い出せるのか、気になります。

後半は曜明×火弦編。火弦と糸君並ぶとかわいいです！
最初は透子と羽美と4人で海に行って複雑な気持ちになりながらも幸せな気持ちも味わったりしている火弦にきゅんとさせられたけど、893絡みだけあって何やら不穏な空気が…
火弦にはもう危ない目に遭ってほしくないし、不幸にもなってほしくありません。とても不安です。
また「ええっ!?」てなるところで続いてるので！次巻予告ページを見たら落ち着けません。しかも16年春発売なんて待てない…雑誌で読んでしまいそう。

そんなどんより感を払拭してくれた特別小冊子は大輝と沢斗の「誓約の夜」。Hも含めて互いに努力してるのが微笑ましいです。笑えます。
amazonショートは一見×糸君の「ご機嫌で不機嫌」。
こっちはラブラブなんだけど、特別小冊子と話が繋がっていてさらに笑いました。

感想投稿日 : 2015年7月2日

読了日 : 2015年7月2日

本棚登録日 : 2015年7月2日