今回は鈍い梁井が女の子連れて帰ってきて、大顰蹙買いましたね。光陽のショックを考えるとかわいそうすぎる。
読者からのブーイング聞こえてきそう…
あまりにも、空気読めてない梁井ですが、光陽もそのイヤな気持ちが嫉妬だと気付くのが遅いです。経験がないから仕方ないとしても相変らずの脱力系ですね。でも、憎めない二人で割れ鍋に綴じ蓋です。
話は次第に核心部分に辿り着きそうで、新たに須王など登場人物も増えて組織との関係も一触即発な感じ。バトルシーンは迫力充分。ドキドキハラハラです。
なのに、光陽のまっとうな行動や言動に、最後はみんな気圧されるところもあって、その妙な脱力感も見ものです。
梁井はほんとに光陽が大事で、好きでっていうのはわかりますが、暴走しすぎです。そこがまたいいんだけど。少女の件といい、ピアノの件といい、もっと最初からちゃんと光陽に説明してあげないとね。
光陽も梁井が大切な存在だというのは、獣化した梁井に対する行動でとてもよくわかりました。いい子です、誰に対しても。
ラブラブな二人に安心しながらも、須王が気になる今後です。
今回もアレックスの存在は大きかった。そして、なごみました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
夜光花
- 感想投稿日 : 2011年6月25日
- 読了日 : 2011年6月25日
- 本棚登録日 : 2011年5月16日
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