アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
- 毎日コミュニケーションズ (2009年1月29日発売)
本棚登録 : 1140人
感想 : 72件
# 明日から実務で使える、アジャイル開発の指南書
## 面白かったところ
- ざっくり・ふんわりしたアジャイル開発特有の「見積もり」「計画づくり」「タスクとストーリーの違い」などが明瞭に説明説明されている点
- 「やるべきこと」と「やってはいけないこと」が説明されている点
- すべてを解説した上で、ケーススタディの物語が綴られていること
## 微妙だったところ
- 特になし。強いて言えば、アジャイル開発初心者にはハードルが高い点
## 感想
業務で信頼しているマネージャから推薦された一冊。ずっと積んであってこの機会に導かれた。
自分自身、アジャイル開発に対して蓄えた知識と経験が相まっており、当書を手に取ったタイミングが神架かっていた。
僧帽筋が膨れるほど頷いた一冊。
特に、「未完成で仕掛の作業が溜まっていくと、チーム全体のスループットを低下させる」というトピックだ。
タスクもストーリーもできるだけ分割し、作業開始・仕掛・完了のペースをできるだけ短くする経験は、自分の中にあるセオリーが正しかったと答え合わせができた。
また時が来たら読み返したい一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月17日
- 読了日 : 2021年12月14日
- 本棚登録日 : 2021年8月17日
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