自分自身が悲観的なタイプで、オプティミスト(楽観的な人)に近づきたいと思い読んだ。
著者の研究によれば、オプティミストはペシミスト(悲観的な人)に比べて学業、スポーツ、仕事の成績がよく、加えて健康で、選挙にも強い(魅力的)である。らしい。
本書には以下の事項が書かれている
・著者がオプティミストについて研究する経緯
・オプティミスト、ペシミスト診断テスト
・オプティミストの優れた点(加えて、一部のペシミストの方が優れた点)
・オプティミストになるための具体的かトレーニング方法
オプティミストかペシミストかは、良い出来事と悪い出来事それぞれに直面した際、その出来事を3つの観点(①永続性②普遍性③内向か外向か)でどう説明するかで診断する。
例えば、上司に誤字脱字を指摘された場合(悪い出来事)
①永続性
『私はいつも誤字脱字をする』と自分に説明する場合は永続的であり。『今日は眠いからたまたま間違えた』だと、そうでない。
②普遍性
『自分は何をやっても失敗する』だと、普遍的であり、『誤字脱字はミスしやすい』だとそうでない
③内向、外向
『確認を怠った』だと内向きであり、『急かされたからだ』だと外向きである
困った時にくよくよしない考え方を学べた。
内容はかなり良かったが本文が冗長すぎる(話の長い友達の話を聞かされてる気分だった)ため星4つ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年3月16日
- 読了日 : 2023年3月16日
- 本棚登録日 : 2023年3月16日
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