新しい太陽系: 新書で入門 (新潮新書 238)

著者 :
  • 新潮社 (2007年11月1日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 21

本書より引用
〜古いことわざにもあるように、自分自身のことをよりよく知るためには、他人を鏡にして振り返るのが一番である。これは自然科学としての天文学や惑星科学でも通用する。〜


宇宙のことだけでなく、シンクロニシティを得る。また、小説ではない文書ならではの表現の仕方は学ぶところが多い。
本をめくることはネットで得る表面的な知識を遥かに超えて、確実に自分を拡げてくれる。
幼い頃に星空を見上げてた記憶を呼び覚ましてもらう記述がいくつもあった。

以下は読んでワクワクした部分
〜ところが、その時代の微惑星が惑星にならずに飛び出していってしまい、彗星として帰ってきているとすれば、これはまさに太陽系の過去を氷の中に閉じこめた化石に他ならない。〜

冥王星、エリス、ケレスについての記述も、あまり知識のない自分でも理解しやすかった。

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カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年3月11日
本棚登録日 : 2014年2月7日

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