他人じゃないけれど (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2011年4月27日発売)
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本棚登録 : 306
感想 : 31
5

再読記録がありますが、これは、もう10回は読んでます。
なんでこんなにツボなんだろう!?www自分でもよくわからない。
たぶん、近親相姦は絶対だめなんで、本当は他人なんだけど、ずっとひとつ屋根の下で育ってきた、ってのが、幼馴染と同列で好きなのかもです、自分。

父親を亡くした主人公は、父と仲のよかった他人に引き取られます。父と同じ職業だったからなのか、親しみを覚え、必死で面倒をみます。
そして、その家には、息子がひとりいました。飾らない態度はときにそっけなく、自分は好まれていないかもしれないと思うことがあったけれど……。

でも、結局自分が好きだったのは、引き取ってくれたひとではなかった。そして、そっけなかった義理の兄こそ、自分の気になっていたひとであることに気がついたー。
これ、逆視点でもおもしろい気がする。
兄貴にしてみてもさ。
こんなかわいい弟ね。
近すぎて手を出せなかったというか、さ。
しかし。
自分の言葉がひどい。
これではちっともおもしろそうな話に見えない。

そんな不思議な一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2012年10月17日
読了日 : 2012年5月2日
本棚登録日 : 2012年10月16日

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