今日は薄めの一冊をご紹介したいと思います。この本は、<日経ビジネス アソシエ>に掲載された文章術などの特集を改稿・アップデートして編集したものです。
読みやすい文書とはどのようなものか、についてくどくど語る・・・という類のものでは一切ありません(笑)
私が紹介した本の中でも1,2を争う位に具体的ですね。流石は雑誌の再編集。ダメな文書例や訂正例が多く載っているので、わかりやすい。まさに、「明日から使える」技術。全部覚えるのは大変なので、自分が実際に文書を作る時に横に置いときたいですね。巻末付録の、「エクセル活用術」「ショートカット集」も非常に便利そうです。
そのような具体的文章術だけでなく、面白い訓練法やブログ・日記の薦めやなども載せてあり本当に飽きさせません。ところどころに挟んであるメモ術・文書術についてのインタビューも読んでいて楽しいです。
とにかく、載せてある例と訂正例・解説が具体的でわかりやすく参考になります。「自己啓発書なんて・・・」という方でも、単純に「良いビジネス文書集」として役に立つと思います。報告書・提案書やメールに自信の無い方は、これ一冊を横に置いておくと安心ですね。
ちなみに、同じ「日経ビジネスアソシエ再編集本」で、以前(といってもだいぶ前ですが)紹介した<実践 仕事ができる人の話し方>というものもあります。こちらもお薦めなのでぜひ
余談ですが。この本のインタビューの中に、浪人時代にお世話になった方(表三郎氏 駿台予備校講師)のインタビューが載ってました。しかも、写真付きなので。確かに、関西では有名なカリスマ英語教師と言われてはいましたが、こんなに予備校とかの枠を飛び越えて有名な方だったとは・・・(=ω=;)ほんとに、びっくりです。
- 感想投稿日 : 2008年8月10日
- 本棚登録日 : 2008年8月10日
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