難病にかかった友達の治療費のため、子どもたちが動物園を開こうと奔走する、というとひどくシリアスになりそうなのだけど、とてもユーモラスであちこち思わず吹き出した。
子ども同士の関わりも、見守る大人たちの眼差しもとても良く、胸にしみる。
ケストナー作品を思い出す、笑って泣ける、たくましい子どもたちの物語。
また読み返したくなる愛おしさのある作品だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年5月25日
- 読了日 : 2022年5月25日
- 本棚登録日 : 2022年5月19日
みんなの感想をみる