初見。
これさーーーーー!
多かれ少なかれ、「娘」である人はグサグサ来る映画では…私は来ました…。
塔を出たラプンツェルが、出られたキャッホー!と母を裏切るなんて…と情緒の極限を行き来する場面とかさ…爆笑しつつまあ胸がキリキリ痛むこと!
更に「娘の母」でもある私は往復ビンタの気持ちでした。
でも面白かったです。
血の繋がった「本当の家族」なら絶対幸せ!っていうのはいやいや…だし、救い=異性との恋愛かよーというのはもちろんあるのだけど、少し前の作品ということもあるし、塔を出た理由が恋愛ではなくて自立だったのが良かった。
映像もとても綺麗。
ただ、その綺麗さMAXの場面にアジアの情景=ランタンフェスティバルを持って来るのは引っかかる。
調べたらアメリカでもやってるみたいだけど、やっぱり有名なのはタイや台湾では…?
キングダムダンスがアイリッシュ(だよね?)なのも、音楽はとてもいいしダンスに合うのもわかるんだけど、引っかかった。
「タイタニック」のダンスがアイリッシュなのは、ジャックがアイリッシュだっていうのが重要な背景だったからだけど、そういうこと何もなしに「素敵だから!」と持って来ちゃうのは無邪気過ぎないかな…という気持ち。
いや、製作の背景に何かあるのかもしれないけど…そうだとしたらすみません。
ランタン場面の、一番盛り上がりそうな歌が今ひとつだったので、余計にそれより良かったキングダムダンスが気になってしまった。
フライパンは最高。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月14日
- 読了日 : 2020年5月14日
- 本棚登録日 : 2020年5月12日
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