映画館
(VOL1と2を続けて鑑賞)
暗い路地。
北欧風の重量感のあるメタルが鳴り始める。
路地には一人の女がボロボロになって倒れている。
女が自分の"色情狂"としての人生を、淡々と告白する物語。
ただの倒錯映画かと思ったら裏切られた。すごく面白かった。笑える部分もあり、真剣に考えてしまう部分もある。聞き手役の老人の、予想外で博識な反応も興味深かった。
最終章は衝撃の連続。この後もう"偶然"は無いのか?
ユマサーマンの意外な熱演にびっくり。
ジェローム役がシャイアラブーフだった事にも驚き。
ジェロームは多くの男たちの中で抜群な特別感が出ていてすごく良かった。
VOL1で男をバッハのポリフォニーに重ねた考察はとても個性的だと思ったし、全3度の和音が頭に染み付いている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画 ミステリー
- 感想投稿日 : 2014年11月22日
- 読了日 : 2014年11月22日
- 本棚登録日 : 2014年11月22日
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