閉店屋五郎 (文春文庫 は 52-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年10月6日発売)
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本棚登録 : 159
感想 : 16

中古備品を引き取り販売をしている「閉店屋」五郎
終わってしまったことに
そんなに起伏はないのにどうやっていつもの「原宏一節」がと思って読み始めた。
読む初めてすぐになるほどとなる。

終わるからこそ譲ってはいけない事がある。

そこに楽天の帽子を被った巨漢の過去にわけありの人情味に熱いおじさんとくれば

はいはい。と

ただ日本の不況の要因はきっちりと書かれていて
消費主義についてぼんやりと考えさせられる。

大筋は寅さんと思ってもらえれば少しグッとくるし、笑える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月11日
読了日 : 2017年11月10日
本棚登録日 : 2017年11月10日

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