漫画編集者という黒子をインタビューすることによってこれからの出版業界は何が必要で、何をしていかなければならないかが浮き彫りにされている。
それは筆者の地の文を借りれば
漫画とは何を信じるかである。
インターネットやスマホの普及により
時間を何かがとりあう状況が続いている。
何かに追われるかのような
生活を多くの人がしている。
それをどうなんですか?やめませんか?
と一言で言うと、
そんな簡単に今を捨てられないよと
誰かが答える。
漫画という大いなる蛇足は
現状ではスマホには負けている。
要約された要素だけを取り出した「まとめ」こそが時間をかけて読むべきもの至上主義なのである。
ただここに出てきている市井の人々である漫画編集者の言葉は漫画家という天才を相手にしてきただけあってすぐに日常生活に反映できる言葉はないけど深く胸にささって思い出す言葉は投げかけてくれている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月27日
- 読了日 : 2016年1月26日
- 本棚登録日 : 2016年1月26日
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