神々の山嶺 下 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2000年8月18日発売)
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本棚登録 : 2294
感想 : 264
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やっとよみました。上下巻の感想です。
漫画の方を読みたいなと思って数年たってしまい、結局読んだのは小説の方。有名なだけあって面白くないわけはない。これだけ長いのに漫画のようにするすると読めてしまった。

ひとつ気になったのは女絡みの話が多いこと。
山の話をわざわざ手に取る以上、山に人生を捧げた狂った人間の話が一途に読みたいところ。
主人公がやたらと別れた女や新しい女に言及していてうんざりしてしまった。女々しい。。。羽生との対比が際立つにしても、もう少し主人公には格好良くあってほしかった。

特に誘拐とか現地妻とかそのあたりの話はいらなかったなぁというのが、恋愛ものが苦手な自分の率直な意見である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月2日
読了日 : 2021年3月21日
本棚登録日 : 2021年3月21日

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