黄昏流星群みたいな話だった…。
読む前に思ってたのとだいぶ違ったなぁ。
私30代半ばだけど、40になった時にこんな人生経験してないだろうなと思った。
昭和の時代の40歳の人たちの話かな。
ラスト、田村が、田村の実父であろう二瓶さんに会った時に「彼らの人生、まだまだこれからだな!」って思ったけど、そもそも現代の40歳には人生これからだという悲壮感自体がないから、やっぱりこれは一昔前の小説であって、黄昏流星群ぽいなぁと思った。
あ、この本で、初めて「副耳[ふくじ)」なるものを知りました。
表紙の男性は、電話かけてるところかと思ってたけど、副耳を触っているところなんです。
読書状況:読み終わった
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エンタメ
- 感想投稿日 : 2019年5月31日
- 読了日 : 2019年5月31日
- 本棚登録日 : 2019年5月21日
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