第10巻 オセロー (研究社 シェイクスピア・コレクション)

著者 :
  • 研究社 (2010年9月18日発売)
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
3

私が読むシェイクスピア7作品目、16冊目。

この研究社のシリーズと、汐文社の児童書のシリーズの各10作は丁度同じ10作品を扱っている。
研究社のシリーズの『宴の夜』がいわゆる『十二夜』のことだと知らずに、『十二夜』は光文社古典新訳文庫を読んだので、本当は研究社の『宴の夜』もこれから読もうと思っていた。
『あらし』=『テンペスト』ということも調べたので、この後研究社で4冊、汐文社で3冊読んだら、両シリーズの同じ10作品クリアとなる。

だが、研究社のシリーズは本書でもうやめることにした。
(4大悲劇はちゃんとクリアした)

決して翻訳者が悪いのではない。
汐文社の児童書の方にはさすがに一切書かれていないが、シェイクスピア作品って、かなり下卑た下ネタ発言が多いということを知れたし、戯曲の形で読めたので、研究社シリーズも良かった。
(シェイクスピアの作品はみな元ネタが既にあって、オリジナルではないということも、この歳になって初めて知った。勉強になった)
単に内容に疲れ、もうシェイクスピアはお腹いっぱいという感じ。

ただ、せっかくだから残りの『テンペスト』『真夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』の3作品のあらすじだけでも知っておきたいので、汐文社の児童書の方は読もうと思っている。

『オセロー』…イアーゴという男がただ一人、本作の中でとんでもない悪人であり、オセロー他数人の男達はまんまと騙された。
そんな話。

本書の表紙は明らかに「ハンカチ」であろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他(エッセイ ノンフィクション 他)
感想投稿日 : 2023年9月4日
読了日 : 2023年9月4日
本棚登録日 : 2023年9月4日

みんなの感想をみる

ツイートする