イギリス人でありながら、徳川家康に武士に取り立てられたウィリアム・アダムスこと三浦按針について書いた本です。
江戸時代初期に有名だった西洋人には、このウィリアム・アダムスと八重洲に土地をもらったヤン・ヨーステンがおりますが、ウィリアム・アダムスはイギリス人でヤン・ヨーステンはオランダ人という違いがあります。
あまり違いを意識したことがありませんでしたが、この本を読んで、スペインとポルトガル、そしてイギリス、オランダのそれぞれの思惑の違いがよく分かります。
日本で領地をもらい武士にながらも、最後まで航海者であり続けようとするウィリアム・アダムスの人生がとても素晴らしいものだったと感じました。
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戦国本
- 感想投稿日 : 2015年10月18日
- 読了日 : 2014年6月6日
- 本棚登録日 : 2015年10月18日
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