三浦按針の生涯 航海者 上 (文春文庫 し 5-25)

著者 :
  • 文藝春秋 (2005年4月8日発売)
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感想 : 10
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イギリス人でありながら、徳川家康に武士に取り立てられたウィリアム・アダムスこと三浦按針について書いた本です。

江戸時代初期に有名だった西洋人には、このウィリアム・アダムスと八重洲に土地をもらったヤン・ヨーステンがおりますが、ウィリアム・アダムスはイギリス人でヤン・ヨーステンはオランダ人という違いがあります。

あまり違いを意識したことがありませんでしたが、この本を読んで、スペインとポルトガル、そしてイギリス、オランダのそれぞれの思惑の違いがよく分かります。

日本で領地をもらい武士にながらも、最後まで航海者であり続けようとするウィリアム・アダムスの人生がとても素晴らしいものだったと感じました。

↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-4672.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 戦国本
感想投稿日 : 2015年10月18日
読了日 : 2014年6月6日
本棚登録日 : 2015年10月18日

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