タイトルは「おとめちっくパレード」と読みます。
表紙イラストがハイカラさんなので、それとタイトルとのギャップがいいですね。
そんなわけでイラストとあらすじを見て買ってみました。
んで、この方の作品一覧を見たら――
「姫君の妖事件簿」の作者さんだったのか。
と、買ってからびっくり。
普段は作家さん買いとかしないですからね。
こういうことがちょいちょいあります。
さて、お話の内容は「時は大正、怖がりな令嬢の婚約者はお化けが見える人で」っていう感じです。
うん、副題どおりですね。
笑
雑誌cobaltで掲載された短編+書き下ろし2本の計3本立て。
大正時代が舞台ですが、現代風にアレンジされているので、苦手意識なく読めました。
厨二病とか二次元とかエア彼氏ごっことか、ねww
コメディ風味なのでとてもわくわくしながら読んでいました。
なかなかおもしろかったです。
本音を言えば前シリーズのよりも読みやすくなってました。
やっぱりコメディ風味になると地の文も軽快になりますね。
ヒロイン・結花里はお化けとか苦手なお嬢様。
そんな彼女の婚約者は一つ年下の幻想小説家・薫で、自分も実家も霊的なモノに縁がある美少年で。
でも幼なじみで相思相愛な二人のやりとりは、読んでいてニヤニヤ(・∀・)ニマニマ状態でしたw
苦手を克服しようとする結花里もかわいいですし。
無表情な薫ですが、苺が大好きだったり結花里にベタ惚れだったり。
きっと「年下」ってのも気にしてそうだなあ。
なんて思ったりしました。
小さいころは結花里がお姉さんぶってたりしていたのかな?
してそうだよね?
笑
起家さんのイラストもすてきです(*´▽`)
はー、おもしろかった!
- 感想投稿日 : 2013年1月12日
- 読了日 : 2013年1月8日
- 本棚登録日 : 2012年12月30日
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