昨日は、勉強本について紹介させていただき
ました。そして、その流れにのって、本日も
ムック版(A4サイズ)の速攻でわかる勉強術の本を
紹介します。
勉強術は、通常ひとりの著者のノウハウを紹介することが
多いのですが、このムック版では“いいとこどり”で
各テーマ別に学びのプロの学習術を紹介しています。
今回すべての方を紹介するわけにはいかないので、すいませんが
覚えたい勉強術や面識がある方を中心にご案内します。
なるほど、すぐわかる勉強術のポイントはコレ!
○和田裕美 株式会社ペリエ代表取締役
「問い」というポケットをもつことで、次々と情報が
集まってくる。問いに答えることで情報が集まり、
はじめてちゃんとした勉強になるという。
○石田淳 株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長
勉強のやり方に凝るよりも、継続できるかのほうが
大事。日々の生活の中で「ながら時間」を活用して
勉強しよう。
○岩瀬大輔 ライフネット生命保険代表取締役副社長
小さな関心を切り口に、そこから広げるようにする。
大きな鳥の目の視点で俯瞰し、身近なことを紐づけて
考えてみる。
○上村光智弼 株式会社エンパワーリング代表取締役
最終的な目標をまず考える。自分がどうありたいかを
整理するところからはじめてみよう。
※自分がこの仕事で求められていることは何?
※成果を生み出すスキル要件は何?
○上田渉 株式会社オトバンク 代表取締役社長
視覚で情報を取り込むよりも、聴覚で情報を取り込んだ
ほうが理解が早い。子供が言葉を覚えるように、聴覚を
利用した勉強法は、無限の可能性をひめている。
○小山龍介 「LIFE HACKS!」の著者 責任編集
12メソッドから
1)師匠を真似る。歯切れの悪さに魅力ある人なんて意外。
2)飽きたら他のことをやってみる。別の角度からみてみる。
3)スキマ時間を減らし、使える時間を増やす。
4)素直に情報を受け取る。できる人は素直な人。
など さすがLIFE HACKS!の著者ですね。
○柳澤大輔 面白法人カヤック代表取締役
ブレストで学びの場をつくる。人の意見を尊重し、否定しない。
社内に肯定しあう文化をつくることで、テンションが高くなり
活発なコミュニケーションが生まれる。
○千葉智之 出会いの大学 学長
人から学ぶ。自ら体験を話してくれる人の話しを聞く。
ネットワークや出会いの場からの情報を抱え込まず、
他人に伝えていくことで、知識の流れから楽しく学んでいく。
さて、サラっとエッセンスだけを紹介しましたが、
ここで紹介する方達は、達人、プロフェッショナルであるので、
何らかの気づきがあることは間違いありません。
ぜひ、ひとつでも自分のモノにしてください。
最後に、小山さんは、思考のプロセスを学んでほしいと
いいます。ただ答えを求めるだけの勉強法は、新しい
出来事に対して対処できません。
これはただ本を読むだけでなく、
「行間を読み取ってほしい」ということです。
「暗黙知という言葉にならない思考の動きをトレースする
ことで、複雑な社会の中で答えを導き出すプロセスを
身につける必要がある」と、さらに述べています。
勉強のための勉強は、卒業しろ!ということでしょうか?
生きた実学を学びましょう!
あ、それと感性読書術もぜひ読んでくださいませ。
それではまた、スズセンでした。
- 感想投稿日 : 2009年4月4日
- 本棚登録日 : 2009年4月4日
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