モノ書きピアニストはお尻が痛い (文春文庫 あ 52-1)

  • 文藝春秋 (2008年11月7日発売)
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本棚登録 : 99
感想 : 17

ピアニストと文筆業。表現と評論、だいぶベクトルの違うようにも思えるこの二つを、分かちがたいものとして生業にしている人。
演奏を聴きに行ったことは残念ながらないけれど、少なくともどっちつかずなんていうレベルじゃないことは文章からも察せられる。
ピアノとペン、それぞれに没頭するときの心境が赤裸々につづられていて面白かった。とくに最後の章「演奏することと書くこと」。
ドビュッシーやリストなどたびたび登場する著名人の曲について多少なりとも知っていれば、もっと深く楽しめると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・評論
感想投稿日 : 2014年11月1日
読了日 : 2014年10月
本棚登録日 : 2014年7月25日

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