谷中銀座にあるフィルムカメラを扱うカメラ屋さんが舞台。
親族の遺品のカメラを谷中のカメラ屋に主人公が売るところから話が始まる。
のちにその店にアルバイトとして雇われ、店主とのやりとりとカメラに関するマニアックな話が中心。
カメラに関する謎を推測して解決していく短編連作。
最初から主人公には何か暗い過去を抱えているということが匂わされているが、ラストで突然それが明かされる。
伏線はちょいちょいあるのだが、カメラの話がわからなすぎてそればかり気にしてたら、伏線に全く気づけなかった。
ライトノベルだけど、ラストびっくりできる。
このミス大賞作品です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(ミステリ、推理)
- 感想投稿日 : 2017年9月26日
- 読了日 : 2017年9月26日
- 本棚登録日 : 2017年8月7日
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