出口のない海 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2006年7月12日発売)
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感想 : 479
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「人間魚雷回天」、こんな恐ろしいものがあったのか。
それも、ついこの間である。

神風特攻隊は聞いたことがあったが、こちらは
「人間魚雷回天」に乗り込む青年の話を書いたもの。


戦争とは悲惨なものである。誰もがわかっていることであるが、
実際に体験していない我々若者世代にとっては少し現実離れしたことである。

その恐怖を追体験することは、私たちにとって必要なことではないだろうか。

「二度と繰り返してはならない、あの過ちを」という言葉の重さが変わる。


あなたも、この小説を読んで、戦争を体験してほしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年1月27日
読了日 : 2019年1月20日
本棚登録日 : 2019年1月20日

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