われ敗れたり - コンピュータ棋戦のすべてを語る (中公文庫 よ 61-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年8月22日発売)
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感想 : 6
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「後手番初手の6二玉」
将棋を知っている方であれば、意味不明な初手である。

その奇をてらった一手こそ、著者・米長永世棋聖の導いた
「コンピュータ」と戦う最強の一手であった。

AIは、これまでの棋譜を勉強して、最良の一手を導く。
だからこそ、これまでの棋譜にない一手「後手番初手の6二玉」が作戦だったのである。

その戦いにかける米長氏の思い、
そしてその対局を見届けた数々の名将の話。


将棋ファン必読の一冊であると同時に、
「極めるとはなにか」を考えるための一般書でもある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2019年1月20日
読了日 : 2019年1月20日
本棚登録日 : 2019年1月20日

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