「後手番初手の6二玉」
将棋を知っている方であれば、意味不明な初手である。
その奇をてらった一手こそ、著者・米長永世棋聖の導いた
「コンピュータ」と戦う最強の一手であった。
AIは、これまでの棋譜を勉強して、最良の一手を導く。
だからこそ、これまでの棋譜にない一手「後手番初手の6二玉」が作戦だったのである。
その戦いにかける米長氏の思い、
そしてその対局を見届けた数々の名将の話。
将棋ファン必読の一冊であると同時に、
「極めるとはなにか」を考えるための一般書でもある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2019年1月20日
- 読了日 : 2019年1月20日
- 本棚登録日 : 2019年1月20日
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