断食博士のくろう話―少食を守る人に天はほほ笑み、すこやかな長寿を与えてくれます (ビタミン文庫)

著者 :
  • マキノ出版 (2002年12月1日発売)
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感想 : 1
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とても興味深い内容でした!
甲田光雄先生はもともと大食漢で超甘党だったそうで、苦心しながらそれらを克服していくエピソードが本当に面白い。初めから少食だったわけではないんですねえ。かなり苦労されていたようです。
肝臓が疲れてくると、体温調節がうまくできなくなり、体はだるく疲れやすく、肩はこり、集中力も根気も続かず、物覚えも悪くなる。精神的にも不安定、イライラし、怒ったあとでくよくよと悩む。悲観的で取り越し苦労ばかりする。慢性疲労症候群は、鈍重肝臓、鈍重腎臓によるものだとのこと。これらも食べ過ぎが原因なのですね。食後に眠くなるのは、内臓の能力以上に食べ過ぎてしまったため、脳が貧血状態になり、肝臓の働きが低下している証拠だとのこと。一日三食は胃腸が休まる暇がない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年1月11日
読了日 : 2018年1月8日
本棚登録日 : 2018年1月11日

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