中々衝撃的なタイトルに惹かれて読んでみました。
『国語力とは論理的思考力である。』
という福嶋氏によるそもそもの前提に、まず驚き腑に落ちました。国語は何を教えているのか?何を教わっているのか?と今まで考えてみた事もなかったので。
英語を学ぶ時には「Grammer」と「Reading」に分けられているのに国語の場合も「文法」と「文学」などに分ければいいというような意見もあり、納得しました。
小説を読んで登場人物の気持ちを考えるというようなものは、「道徳」だと。「国語」ではないと。納得です。
技術さえ教えれば誰でも論理的な文章を書けるようになるらしい。言葉というツールをいかに正確に使うかの技術を習得する。それこそが「国語」。私も子どもの頃に技術を教わりたかったです・・・
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
実用書
- 感想投稿日 : 2015年1月9日
- 読了日 : 2014年12月3日
- 本棚登録日 : 2014年12月3日
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