お友だちからお願いします

著者 :
  • 大和書房 (2012年8月11日発売)
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本棚登録 : 2745
感想 : 389
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本書、
「どこを切ってもミウラシヲン(よそゆき仕様・自社比)が迸る。」
との事ですが・・・

よそゆき仕様って事は、いつものはじけっぷりは読めないのかな?それはちょっと寂しいなぁ。
と思いつつも、早速読んでみました。


で、どの辺が「よそゆき仕様??」(笑)
良かったですよ、真に受けて電車で読まなくて。
私何度か噴出しました(^o^;)

いや、まぁ確かによそゆきっちゃあよそゆきなのかな?
友人の名前は出て来ずあくまで「友人」だし、例のバンドの固有名詞も出て来ないですし。
「旅」がテーマの章は割と真面目モードですし。

でもその代わりと言っちゃあなんですが、お父様の登場回数多っ!そしてお父様、こんなにキャラの濃い方でしたか?
ご家族で今まで最もよく登場していたのは、弟さんではないですかね?今回弟さんはそれほど登場せず、お父様・お母様がよく登場されます。
この親にしてこの子(しをんさん)あり!って事なんでしょうか、ご両親濃いですね(笑)

でも本当に何気ない日常を、こんなに面白可笑しく書けるのは
しをんさんの才能ですね!
そして面白い人々が回りに多いのも、才能の成せる業?!

しをんさんのエッセイファンの方も、しをんさんのエッセイは初めての方もどちらも文句なしに楽しめると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2012年9月4日
読了日 : 2012年8月31日
本棚登録日 : 2012年9月3日

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コメント 2件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/09/05

「いつものはじけっぷりは読めないのかな?」
「舟を編む」からの俄かファンです。ボチボチと読み始めて、エッセイに仰け反ってます。
ホント全く油断ならないワ・・・(文庫派なので、この本を読むのは先になります)

しおねさんのコメント
2012/09/05

nyancomaruさん
私も昔小説を先に読んで、エッセイを読んだらぶっ飛びました。だけどその1冊で確実に心を掴まれました~。

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