再読。甘美で静謐。孤独と小さな死。恋人との生活は"私"にとって過不足がない、同時にそれは壊れていて、絶望に脚を踏み入れている行為であるということで"私"は懇願する。すると恋人は「ここが現実だ」「少なくともここが真実だ」とベールの被さった"私"に伝える。最初から破綻しているのに、終わることのない、愛のけもの道。
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- 感想投稿日 : 2020年8月18日
- 読了日 : 2020年8月18日
- 本棚登録日 : 2020年8月18日
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