大谷翔平の主に日本ハムファイターズ時代からメジャーリーグに向かうまでの、2013年から2018年までを著者がインタビューしたものをまとめたもの。
高校を卒業して、すぐメジャーを目指していたのに、ファイターズに誘われ、揺れ動く気持ち、ファイターズに決めた時の気持ち、怪我をした時の気持ち、いよいよ海を渡ると決心した時の気持ち。
その時々の心境をうまく引き出していて、興味は尽きない。
その時々の根底にある、野球に対しての誠実さ、努力、向上心、そして自分を信じる気持ち。それらは常に揺らぐことはない。
そしてそうして積み上げてきた実績、どんな結果にもいつも満足することなく、さらに上を目指す姿はやはり、稀な逸材といえるだろ。
高校を卒業したばかりのファイターズのユニフォームに身を包んだ初々しい大谷、
ファイターズで6年実績を積み上げたちょっと余裕のある顔の大谷、しかしどの瞳も輝き、真っすぐ未来を見据えている。
いよいよメジャー6年目が開幕する。その前にWBCへの参戦。
今シーズンはどんな顔を見せてくれるか楽しみだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヒューマンドラマ
- 感想投稿日 : 2023年3月1日
- 読了日 : 2023年3月1日
- 本棚登録日 : 2023年3月1日
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