落語を読む。というのもおかしなものだけれど、特に古典落語は、聴いているだけでは意味がわからない言葉が出てくる。前後の状況でだいたいわかっても、どんな字をあてるのだろう?とか、ちょっともやもやっとしたときに、これをぱらぱらとやると、即座に解決。さらに落語を聴きたくても、聴くすべがないとき、これを読むと、志ん朝さんの声なり、映像がたちまち現れて、自分だけの高座のできあがり。という誠に便利なすぐれもの。本当に息づかいまで聞こえてきそうなほどの、細かい言葉遣いの記述に感心。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
落語の本
- 感想投稿日 : 2008年9月4日
- 読了日 : 2008年9月4日
- 本棚登録日 : 2008年9月4日
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