魔女エマと星竜ダリュスセインがいつもどんな風に過ごしているか。夕香里が人質となり事態は緊迫したままであるというのに、それを強いた二人はそんなものとは無縁かのように穏やかな描写があります。そこには過去の思い出にひたるシーンも…。
そして翔はいよいよ真実を知ることに。
やがてくる対面の時を思うと、もどかしいばかりです。
翔がしたことが、そもそもの始まりになってしまったのか、龍の長老たちが誤ったのか。
翔が歴史の改ざんをしないようにと嘘を教えた長老たちが、自分たちはその先に起こることを知ってしまったゆえに口を出すのが正しいのか?と責めたくなります。
考えても仕方のないことなんですけどね…。
次巻、最終巻です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
作家名 あ行
- 感想投稿日 : 2016年9月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年12月27日
みんなの感想をみる