見城徹が編集者として、石原慎太郎を口説き落として書いてもらった本だという。
田中角栄の生い立ちから晩年(臨終の時)までを自伝調に一人称小説として描く。
生前の様子を知らない世代ではあるが、コンピューター付きブルドーザーと称された角栄氏の世の先行きを見通し、その豪腕で切り拓いてきた素地の所以が何たるかを垣間見ることができる。
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- 感想投稿日 : 2024年3月5日
- 読了日 : 2024年3月5日
- 本棚登録日 : 2024年3月5日
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