ゲルマニウムの夜

著者 :
  • 文藝春秋 (1998年9月1日発売)
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感想 : 74
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修道院兼教護院(少年院予備校?)における、甘さを剥がした青春&宗教の物語。過激なシーンの連続だが読み出すと止まらなくなる。主人公をはじめ登場人物の描写が秀逸。1998年上半期芥川賞。
花村さんは凄い作家です。25年も前の作品ですが、いま読んでも色褪せていません。ただ、過激なエロスとバイオレンスが苦手な方には非推奨です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月9日
読了日 : 2024年2月9日
本棚登録日 : 2024年2月9日

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