澁澤龍彦編集の『日本版怪奇小説傑作集』。
16篇中ほとんどが癖のある…というか、もってまわった言い回しばかりのお話で、えらく読むのに時間がかかってしまった。澁澤さん自身は、それを称して「人工的なスタイル」と言っているんだけど、ちょいと仰々しいかなぁ。
面白かったのは、『桜の森の満開の下』(坂口安吾)、『押絵と旅する男』(江戸川乱歩)、『瓶詰の地獄』(夢野久作)。…前半ばっかじゃないか。
読書状況:読み終わった
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エンタメ
- 感想投稿日 : 2020年6月24日
- 読了日 : 2020年6月24日
- 本棚登録日 : 2020年6月24日
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