以前TVでも取り上げれていた気がするが、本書からは積極的にGIVEすることの大切さを学んだ。特に情報のGIVEは気軽にできて、損するリスクも少ないし、情報化社会をうまく渡り歩いて行く上でも、自分が持っている情報はどんどんシェアした方がいい。
ここではギブ&テイクではなく、ギブしまくる、つまり見返りを求めず何かを与え続けることが大事になってくる。GIVEだけしていると一見自分には何も利益がないように見えるが、その行為には結果的に見返りに相当するだけの利益がもたらされる。例えば自分だけ知っているニッチな情報は独り占めしたくなるが、情報化社会においてはバレるのも時間の問題。どうせバレるならさっさと発信した方が得。早めに情報を教えることで、当人は第一発見者としての価値が出るかもしれないし、信頼につながるかもしれない。
ビジネスは利害関係そのものと捉えたいただけに、この視点は非常に新鮮で、ある意味衝撃でもあった。
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- 感想投稿日 : 2021年8月18日
- 読了日 : 2021年8月18日
- 本棚登録日 : 2021年8月18日
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