おもしろかった。
うん、やっぱこのシリーズ好き。このまま読んでいこう。
多絵ちゃんの名探偵ぶりが好き。
こーゆー最後の最後で種明かし、とゆーかもろもろ説明してくれる~
とゆーポワロ的な展開が大好きなので。
さて、今回は出張編、とゆーことで、威風堂を離れて、
でもやっぱり本屋をめぐる謎に挑む。
27年前の殺人事件もからんできて、おお、ミステリ~っとゆー雰囲気たっぷりで、楽しませてもらいました。
ええ、いつもの通り、犯人とか全く分かりませんでしたが。
まあ、そこはいいのです。私は論理的に犯人あてするのとかがしたくて
ミステリー読んでるんじゃないんで。ただ探偵役がつらつらつら~っと
真実を解き明かしてくれる瞬間が好きなんだよなあ。
杏子さんの、本屋への熱い愛に頭が下がる。
私は背表紙ぼーっと眺めてるのは好きなんだけど、あそこまで
店自体に思い入れとかあんま持てないからなあ。
彼女はほんっと勉強熱心だよなー。書店員の鏡。
そしてサービス業としても。お客様をひとりひとり想って仕事してるとこが
すごいよなあって。まあ、それがあたりまえなんだけど、
あたりまえを当たり前にするってことが一番難しい。
にしても多絵ちゃん、図書カード包装とか、そうそう難しくないと思うよ・・・。
うーんどんだけ不器用なんだ。
でも、なんか今回は彼女のこの本屋との出会いがちらっとみえてよかった。本屋をなんとゆーかひとつの大事な場所、と思ってるところが好きだ。
杏子さんの売られたケンカは買うわよっな怒り酒っぷりが楽しかった。
彼女の本屋美学トーク、聞きながらお酒飲みたいなあ~。
- 感想投稿日 : 2012年8月21日
- 読了日 : 2012年8月21日
- 本棚登録日 : 2012年8月21日
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