「百万円払うから一緒に東京の街を散歩しろ」というのが思いの外湿っぽくなるとは…こちらも面白かったです。
福原が意外と真面目、文哉がダメそうでやるときはやるのが良かった。失うものがないのは強い。
しかしわたしは映画派です。これをよく、能天気だけれどだんだんと寂しくなっていく話に出来たなぁ。三木聡作品で1番好き。また観たい。観よう。
散歩いいな。一人でも誰かとでも、考えが深まっていく気がします。福原との別れが呆気ないのも良い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年12月3日
- 読了日 : 2022年12月3日
- 本棚登録日 : 2022年11月9日
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