なにかが首のまわりに (河出文庫 ア 10-1)

  • 河出書房新社 (2019年7月8日発売)
3.90
  • (33)
  • (59)
  • (37)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 1039
感想 : 74
3

舞台はアフリカだったりアメリカだったり、登場人物たちも様々な人種ですが、あっこの感覚は味わったことがある…と思うことしきりでした。
生きづらさはどこにでもある、でもそんな中でも強く生きる女性たちが眩しい。
「ひそかな経験」「なにかが首のまわりに」「明日は遠すぎて」が特に印象的でした。ひそかな経験、はここにいたらなかなか出くわさないけど緊張感が凄かったです。
これまで接する機会のなかった地域の文学…色々と読みたくなりました。まずは知るの大事。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年8月25日
読了日 : 2020年8月24日
本棚登録日 : 2020年3月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする