新型コロナウイルスを制圧する ウイルス学教授が説く、その「正体」

  • 文藝春秋 (2020年7月31日発売)
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本棚登録 : 81
感想 : 12
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<目次>
まえがき
第1章  新型コロナウイルスの研究最前線
第2章  ウイルスと共に生きる
第3章  ウイルスと私

<内容>
世界的なウイルス学の権威、河岡先生の話を、ノンフィクションライター河合香織氏が聞き書きをしたもの。大変分かりやすく、コロナウイルスの何が怖く、何をしてはいけないのか、大変分かりやすい。その後の状況などから、「コロナウイルスが季節性があるかもしれない」などは、外れている可能性があるが(8月に第2波が来ているので)、第2章はよく参考になるし、マスコミのもしくはネット上の情報が、如何に杜撰かもよくわかるので、冷静になることができる。研究者なので、大胆な踏み込みはないが、コロナのポイントを押さえるなら、この本がよいだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2020年9月7日
読了日 : 2020年9月7日
本棚登録日 : 2020年8月3日

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