カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2018年7月30日発売)
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<目次>
第1章  カラスは女子供をバカにするか
第2章  天国に一番近い地獄
第3章  味覚生物学のススメ
第4章  ウミガメと握手
第5章  新宿クロウズ
第6章  ナイトミュージアム
第7章  謎の生物「ヨソモノ」
第8章  ケダモノ5班の彷徨
第9章  実録!木津川24時
第10章  青くはなかったが美しきドナウ
第11章  調査職人

<内容>
一応「自然科学」に分類したが、内容は漫談集(?)。カラスの話は、最初のあたりにしか書いていない。そしてこの本を読むと、生物学を大学でやることを躊躇すること請け合い!それでも「生きもの」が好きなら、この世界にどっぷりとつかれるはず。日常生活はもちろん、ファッション(ユニクロの話がよく出てくる)や食生活も犠牲にして、生きものと付き合っていく覚悟。そして第11章にあるが、「環境アセスメント」を生業にしている人がいる(それもかなり苛酷な仕事)のには驚いた…  

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2018年9月9日
読了日 : 2018年9月9日
本棚登録日 : 2018年8月28日

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