昭和史講義: 最新研究で見る戦争への道 (ちくま新書 1136)

制作 : 筒井清忠 
  • 筑摩書房 (2015年7月6日発売)
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<目次>
第1章  ワシントン条約体制と幣原外交
第2章  普通選挙法成立と大衆デモクラシーの開始
第3章  北伐から張作霖爆殺事件へ
第4章  ロンドン海軍軍縮条約と宮中・政党・海軍
第5章  満州事変から国際連盟脱退へ
第6章  天皇機関説事件
第7章  二・二六事件と昭和超国家主義運動
第8章  盧溝橋事件~塘沽停戦協定からトラウトマン
     工作失敗まで
第9章  日中戦争の泥沼化と東亜新秩序声明
第10章  ノモンハン事件・日ソ中立条約
第11章  日独伊三国同盟への道
第12章  近衛新体制と革新官僚
第13章  日米交渉から開戦へ
第14章  「聖断」と「終戦」の政治過程
第15章  日本占領~アメリカの対日政策の国際的背景

<内容>
コンパクトに昭和史(占領期まで)をまとめた1冊。各章末に参考図書も並べられていて読後の勉強の役に立つ。また感情に走ることなく、淡々と史実と最新の分析が書かれている。こうした本をもとに、様々な論議がなされてほしいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2015年8月24日
読了日 : 2015年8月24日
本棚登録日 : 2015年7月10日

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