新書881ニッポン 終着駅の旅 (平凡社新書 881)

著者 :
  • 平凡社 (2018年6月15日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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<目次>
第1章  終着駅からバスに乗り継ぐ
第2章  終着駅からフェリーに乗って
第3章  行きどまりの終着駅
第4章  廃線、計画頓挫、長期運休で終着駅となった
第5章  終着駅も千差万別

<内容>
終着駅に絡むお話。でも、言わゆる寂しさを誘うようなものは少なく、実践的というか、1,2章はさらにその先を目指す。また、第4章を読んでいると、時間の流れを感じる。東日本大震災の結果の終着駅だったり(常磐線)、最近の災害の結果だったり(只見線、日高本線など)、哀しい終着駅もあるし、JR北海道はもはや鉄道会社ではないのかなと思ったり(収益重視では、北海道で鉄道は運営できないだろう…)。一方で、つくばエクスプレスの終着駅つくば駅の話とかは、新しいなぁと感じる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年6月30日
読了日 : 2018年6月30日
本棚登録日 : 2018年6月18日

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