ガープの世界〈下〉 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1988年10月28日発売)
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感想 : 57
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2018.1118

清掃員とジョンウルフの会話なところがよかった

「紙くずカゴがからになった時に、からになったとわかる人間だったら、ほんとぉーのこたを書いている本を見たときに、ほんとぉーのことだとわかるはずだよ。」
「ほんとぉーのとこが書いてあるときってのはよ、そうだ!人間ってやつはいつもこういうふうに動いてるって、そういうふうにいえるときさ。そう思えたら、それはほんとぉーのことだ」

人生のうねりの発端がとてもささいであること、ひきがえるは常に日常に潜んでいること、ゆっくりゆっくり近づいていること、人生の不思議を感じる物語 忠実に人生を書いているため、エンターテイメントというより観察日記のような印象をうけた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月18日
読了日 : 2018年11月18日
本棚登録日 : 2017年11月3日

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