2018.1118
清掃員とジョンウルフの会話なところがよかった
「紙くずカゴがからになった時に、からになったとわかる人間だったら、ほんとぉーのこたを書いている本を見たときに、ほんとぉーのことだとわかるはずだよ。」
「ほんとぉーのとこが書いてあるときってのはよ、そうだ!人間ってやつはいつもこういうふうに動いてるって、そういうふうにいえるときさ。そう思えたら、それはほんとぉーのことだ」
人生のうねりの発端がとてもささいであること、ひきがえるは常に日常に潜んでいること、ゆっくりゆっくり近づいていること、人生の不思議を感じる物語 忠実に人生を書いているため、エンターテイメントというより観察日記のような印象をうけた
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2018年11月18日
- 本棚登録日 : 2017年11月3日
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