どうでもよいがこの表紙「コマンドー」にしか見えない。はさておき。鈴の出自に寛容な津軽の母はなかなか。「遊郭にいたことがそんなにいけないことかしら?」そういう目で見る方が如何なものかと言わんばかりでかっこいいな。「善悪の基準なんてもともと曖昧で移ろいやすいものなんだし。時には情を優先させるものもありだと思うよ」育ちの良さがにじみ出てるセリフ。怒り、悲しみ、恨み、辛み。そういう感情と無縁っぽい津軽は人間ができているのか情が薄いのか。はてさて。
読書状況:読み終わった
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リカチ
- 感想投稿日 : 2015年2月17日
- 読了日 : 2014年12月19日
- 本棚登録日 : 2014年12月19日
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