おとりよせ王子も最終巻。最後はパワーダウンというか「おとりよせ」より成長した好実の物語っぽくなってしまったのが残念だが。「同時に注文したのなら「いっしょに頼みましょう」と言えば良かったのだということを飯田はなんとはじめて知ったのであった」というあたりは健在なのね。「最初から「合う」とか「合わない」とか考えすぎて、近づけないってことがオレには多いから」誰にでもあるんだけど、好実は人よりその近づけない度合いが多いかな。とは、思う。話のネタに困ったら雑煮を聞いとけっていうのはネタじゃなよなー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高瀬志帆
- 感想投稿日 : 2016年9月25日
- 読了日 : 2016年7月22日
- 本棚登録日 : 2016年7月22日
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