臆病で頑なな殻に閉じこもっていたシュバちゃんこと元子が恋を知って変わっていく姿が好ましく、輝いている。バカな恋も破れた恋もどれもこれも恋で、それはおそらく人を成長させるきっかけになるもので。だからこそ、朝霧先生のやり方は姑息でTHE女な牽制でそれが鼻につくのはどちらかというと元子よりも朝霧さんの年に近いから思う感覚なのかもしれない。樹里ちゃんの選択は辛くて、身が削がれる思いで、それでも固執せずに次に進む姿はまぶしくもある。
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アキヤマ香
- 感想投稿日 : 2019年12月7日
- 読了日 : 2019年11月22日
- 本棚登録日 : 2019年11月22日
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