足みじかおじさんは現実と非現実の狭間を行き来する不思議なおじさん。悩みや困った事が起きて苦しんでいる人のところに現れて、ほんのちょっと困った人のためになる事をしてくれる。
ある時は雨に濡れないための数分の傘代わりに雨の降らない道を作ったり、危うく事故に遭いそうになった人を助けたりとアンパンマンの前身となる主人公かもしれない。
童話と言えば子どものものだが、この話は大人にも向けて書かれた大人の童話でもある。
ただ、童話としてはすこし大人の無理があるかなと言うのが私の感想。
やなせたかしさんの大人の中の子どもの世界が書き出されたメルヘンでしょうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
童話 小説
- 感想投稿日 : 2018年10月22日
- 読了日 : 2018年10月22日
- 本棚登録日 : 2018年10月22日
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